埼玉県蓮田市の三和農林株式会社様から、うれしいお届け物がありました。そらまめ豆苗です。私たちがふだんよく目にしている豆苗は、実はえんどうまめの若芽(スプラウト)のことで、こちらはそらまめから育ったものなんです。

えんどうまめの豆苗にくらべ、そらまめ豆苗は葉っぱや茎もしっかり大きく太いのが特長です。お味は、より一層「豆」感が引き立ち、食べごたえも充分!そらまめ豆苗の栽培はむずかしく、日本各地のスプラウト生産者さんの中でも、成功しているところはまだまだ少ないレア物なんですよ。

そらまめ豆苗とトマト、豚肉のささっと煮浸し。お出汁に醤油を少し入れ、豚肉に火が通ったらトマトとそらまめ豆苗を加えて、しんなりしたらすぐ火を止めます。あっという間に完成です。火を通し過ぎないのがコツ。トマトにはうま味成分のグルタミン酸やアスパラギン酸が豊富に含まれているので、煮物に加えることでおいしさがアップします。彩りもきれいになりますね。

もう1品は、ナムル風。鶏のささみをゆでてほぐし、さっと湯通ししたそらまめ豆苗と合わせ、ぽん酢にすりごまをプラスして、さらにごま油で風味付けを。どちらもささっとできて、忙しい時にも助かります。

三和農林株式会社様のウェブサイトに掲載されている栄養成分表示(一般財団法人日本食品分析センター調べ)では、そらまめ豆苗100gに含まれるポリフェノールは1520mg。ところが、成長したそらまめ100gだと120mgしかポリフェノールは含まれておらず、発芽してまもないそらまめ豆苗(スプラウト)のほうが、断然多いんです。

老化は酸化、ともいわれますが、カラダのサビとたたかう、抗酸化作用が期待できるポリフェノールをたっぷりとれるのがうれしいですね。

三和農林株式会社様では、さまざまなスプラウトを栽培・出荷されています。植物性乳酸菌で種をコーディングして病原菌の侵入を防ぎ、徹底的な衛生管理が施されたかいわれやブロッコリースプラウトも人気です。

希少なそらまめ豆苗、店頭で見かけることがありましたら、ぜひお料理にチャレンジしてみてくださいね。

 

 

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